丈夫で長持ち!籐のカーペット&マット
こんにちは。irashiikurashi【アイラシイクラシ】です。いつもご覧頂き誠にありがとうございます。
GW真っ只中!皆さまどうお過ごしでしょうか?天気もよく、初夏を思わせる気候ですね!!今回はこれからの季節にぴったりな、丈夫で長持ちする籐のカーペットのご紹介です。籐(ラタン)はバッグや家具などは認知されてますが、カーペットとしても長年親しまれてる素材です。丈夫で末永くご使用でき、経年変化で表面がエージングされ、とても良い色合いに変化します。そんな籐のカーペットの魅力をお伝えします。
目次
1 籐(ラタン)の説明
1-1 籐(ラタン)とは?
1-2 籐の特徴
1-3 籐カーペットで使用するのはロンティ籐とセガ籐
1-4 籐カーペットは織の違いで2種類あります
2 籐あじろカーペットとインテリアマットのご紹介
2-1 末永くご使用できる籐あじろカーペットとマット
2-2 1枚1枚ハンドメイドで編み上げております
2-3 四方縁も手作業でしっかりと仕上げてます
2-4 裏面素材はサイズによって使い分けてます
2-5 サイズも豊富でお部屋の間取りにあわせてご使用頂けます
3 籐むしろカーペットとインテリアマットのご紹介
3-1 末永くご使用できる籐むしろカーペットとマット
3-2 高級素材のセガ籐を使用
3-3 穴をあけてハンドメイドで仕上げる
3-4 裏面素材はサイズによって使い分けてます
3-5 サイズも豊富でお部屋の間取りにあわせてご使用頂けます
4 簡単ですがまとめです
5 お試し企画をご活用ください
1 籐(ラタン)の説明
1-1 籐(ラタン)とは?
籐(ラタン)はヤシ科の植物で、東南アジアのジャングルや水辺に自生しています。表面は節とげがあります。籐は生命力が強く、またツル性の植物なので他の木々に絡みつき伸びていきます。長い物になると100~200mほどの長さになるとか、、irashiikurashiで販売させて頂いている籐カーペットはいずれもインドネシアで採れた籐になります。
こちらが籐(ラタン)です。表面がとげで覆われてます。
表皮を割いたもの。こちらが色々なものの原料になります。
1-2 籐の特徴
籐(ラタン)は木材よりも丈夫でしなやかなので加工がしやすく、細かく裂いたものを編んで籠やバッグにしたり、椅子やテーブルのベースとしたり、敷物にしたりと用途は色々です。次に断面図を見てみましょう。無数の穴があいています。こちらは導管と言って、水や栄養分を送るものが無数に広がっております。この導管が空気中の湿気や人体から出る汗を吸収する役目があります。温泉や銭湯で籐カーペットが使われている事が多いですが、湿気を良く吸い、また耐久性に優れているという事で使わているようです。また冬場など乾燥している場合は蓄えた水分を放出しますので、電気を使わずとも湿度調整をしてくれます。自然素材ならではですね。
表皮を剥いた籐の表面はホーロー質と呼ばれる硬い繊維で覆われているものと、そうでないものがあります。(品種によって違います。こちらは下記で詳しく説明します)
1-3 籐カーペットで使用するのはロンティ籐とセガ籐
それぞれ品種の違いで、大きな違いはホーロー質が有るか無いかです。ロンティ籐はホーロー質がありません。その分、湿気や水分を吸いやすいという特徴があります。編み込むあじろに使用されています。次にセガ籐はホーロー質がしっかりある籐です。業界ではセガ籐は「山の籐」と呼ばれており、標高の高いジャングル奥地に自生するセガ籐を探し出して収穫する非常に手間がかかっています。それぞれ太さはだいたい約5~15㎜位になります。収穫して整えた籐の原木。籐はツル性があり他の木にまとわりついているので、本来はまっすぐでなくぐにゃぐにゃしてます。それを熱を加えて真っ直ぐにしてます。下の画像も真っ直ぐにしたもの。ここまで真っ直ぐになるまでには大変な作業を要しております。
それを裂いて籐ビラに整えます
1-4 籐カーペットは織の違いで2種類あります
籐カーペットは「あじろ」と「むしろ」に大きく分けられます。「あじろ」は漢字で書くと「網代」と書き、網目状に編み込んだものです。「むしろ」は細かく裂いた籐ビラに穴を開けて糸を通していき籐ビラを配列していきます。「むしろ」は「莚」と書き、ゴザのような意味合いがあります。
あじろ。籐ビラを編み込んでいるものです。種類は1-3で説明したロンティ籐を使用しております。
むしろ。籐ビラを配列したものです。こちらはセガ籐(山の籐)を使用しております。
2 籐あじろカーペットとインテリアマットのご紹介
2-1 末永くご使用できる籐あじろカーペットとマット
丈夫な籐ビラをハンドメイドで長い時間をかけて編み込んだ価値ある籐あじろカーペット。丈夫な籐を編み込んでいるので耐久性にはすこぶる優れております。一生ものというか何世代でも受け継いでご使用頂けるます。表面は経年につれて飴色にエージングされていきます。経年変化を感じながら使用されるのも楽しいですね。
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同じ素材でマットサイズもございます↓↓↓
2-2 1枚1枚ハンドメイドで編み上げております
上質な籐をビラ状にして編み込んでいきます。イメージ魚河岸の籠とかも網代ですね。使用する籐は1-3で説明したロンティ籐を使用しております。ホーロー質が無いタイプですので湿気や水分が吸いやすい籐です。籐は自然素材なので籐ビラでも全く同じものはありません。そちらを職人さんが色目や幅などを吟味して編み込んでいきます。下記の通り、2本挿して編み込んでいきます。丈夫な籐ビラをしっかりと編み込むのでより丈夫な生地となります。
1枚1枚全て手作業で編み込んでいきます。相当時間のかかる作業です。6畳サイズ1枚を編みこんでいくのに約1か月!!位かかります。すぐすぐ出来るものではないので希少価値もあります。
ハンドメイドで編み込んでいるので何とも言えない素朴さもあわせもっております。是非裸足で実感してもらいたいカーペットです。
2-3 四方縁も手作業でしっかりと仕上げてます
まわりの縁も「かがり」と呼ばれる手作業で仕上げています。生地などで当てているのではなく、同じ籐ビラで縁部分を編みこんでいきます。こちらも非常に手間のかかる作業です。
2-4 裏面素材はサイズによって使い分けてます
裏面はカーペットは布貼り仕様でフローリング等を痛めにくい仕様。インテリアマットは合成ゴム貼りで滑りにくい仕様となっております。
カーペットの裏面。布貼りです。
インテリアマットはゴム貼りで滑りにくい仕様。
2-5 サイズも豊富でお部屋の間取りにあわせてご使用頂けます
カーペットサイズは8サイズ。インテリアマットは6サイズになります。豊富に取り揃えているので
お部屋の間取りに合わせてお選び頂けます。詳しくはショップサイトご確認ください。
3 籐むしろカーペットとインテリアマットのご紹介
3-1 末永くご使用できる籐むしろカーペットとマット
むしろもあじろ同様、丈夫な籐ビラをハンドメイドでカーペットに仕上げたむしろのカーペット。籐ビラ1本づつに穴をあけてその穴にタテ糸を通して生地を作りあげています。丈夫な籐を織り込んでいるので耐久性にはすこぶる優れております。一生ものというか何世代でも受け継いでご使用頂けるます。表面は経年につれて飴色にエージングされていきます。経年変化を感じながら使用されるのも楽しいですね。こちらもあじろ同様インドネシア製になります。
籐むしろカーペットのショップ紹介サイト↓↓↓
インテリアマットもあります↓↓↓
3-2 高級素材のセガ籐を使用
籐むしろカーペットはホーロー質のあるセガ籐を使用しております。セガ籐は前に述べた通り、ジャングルの山に自生する籐を探し出して加工してカーペットにしてますので、あじろ同様手の込んだ商品です。硬いホーロー質があるので、汚れも寄せ付けずらく、熱伝導率に優れているので夏場はひんやりと、冬場はぬくもりのある手触りです。
3-3 穴をあけてハンドメイドで仕上げる
籐ビラそれぞれを等間隔に穴をあけていきます。こちらは機械で穴をあけますが、ある程度肉厚な籐でないと穴が開きませんので籐の質にはこだわっています。
穴をあけたら経糸を穴に通して織り上げていきます。
経糸の間隔が短く多く通しているものが高級とされます。
糸を通す作業は1枚づつハンドメイドになりますのでこちらも1枚作るのに時間のかかります。
3-4 裏面素材はサイズによって使い分けてます
裏面はカーペットは布貼り仕様でフローリング等を痛めにくい仕様。インテリアマットは合成ゴム貼りで滑りにくい仕様となっております。
カーペットの裏面。布貼りです。
インテリアマットはゴム貼りで滑りにくい仕様。
3-5 サイズも豊富でお部屋の間取りにあわせてご使用頂けます
カーペットサイズは4サイズ。インテリアマットは4サイズになります。豊富に取り揃えているので
お部屋の間取りに合わせてお選び頂けます。詳しくはショップサイトご確認ください。
4 簡単ですがまとめです
・インドネシアで自生している籐をハンドメイドでカーペットやインテリアマットにしている
・籐は吸放出性に優れているので日本の気候にマッチした素材
・籐は丈夫なので世代を超えてお使い頂ける。経年に合わせて表面の色合いも変化していく
あじろ編みをして頂いている方々。1本1本、1枚1枚丁寧に編み上げてもらってます。
※撮影&掲載許可頂いております。
5 お試し企画をご活用ください
希少の籐をハンドメイドで仕上げているのでプライスもそれなりになってしまいます。商品自体は丈夫なので世代を超えて末永くご使用頂けます。そんなカーペットやインテリアマットなのでじっくり検討して頂きたいと思います。irashiikurashiでは引き続き実際の商品を手に取ってご確認頂けるお試し企画を行っておりますので是非ご活用ください。
以上ご覧いただきありがとうございました。