布団をコインランドリーで洗うときのポイント

こんにちは。irashiikurashi【アイラシイクラシ】です。いつもご覧いただきありがとうございます。

布団は毎日寝ているものなので、できる限り清潔にしておきたいものです。ただ、布団はかさばるので洗濯機に入らないし、そもそも乾かないと思うし、できて天気の良い日に天気干しで布団たたきでパンパンパンと、、最近は外で干すのもためらったり、花粉の時期はそれでなくとも外は無理!!

衣類とは違い布団を洗うという事を諦めている方も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのがコインランドリーで布団を洗う事です。布団によっては乾燥までできるものもあります。(こちらは最後にご紹介しますね)

今回は洗濯の質にこだわったコインランドリーを展開されている、Baluko Laundry Place(バルコランドリープレイス)さんにお伺いし、取材をさせて頂きました。

Baluko Laundry Place オフィシャルページ

バルコさんは現在全国約200店舗展開されています。その中でも最近オープンした石岡店へお伺いしました。

Baluko Laundry Place 石岡 店舗詳細ページ

外観もおしゃれです

コインランドリーとは思えないおしゃれな空間です。

そして今回はなんとBaluko Laundry Placeでサービス開発を担当し、クリーニング師の資格を持つ岡田様にご協力を頂き、洗濯についての基礎知識やコインランドリーで洗うときのポイントなどをご教授頂きました。洗濯に関してはとてもこだわりを持たれております。

目次

1 なぜ布団を洗う必要があるか?

2 コインランドリーで洗うメリットは?

3 乾かしてから持って帰れる

4 洗濯する前に確認しましょう

 4-1 実際洗えるか確認しましょう

 4-2 洗濯絵表示を確認しましょう

 4-3 カバーははずして布団の側地にキズ破れがないか確認しましょう

5 実際に掛け布団を洗って乾燥してみましょう

 5-1 布団の大きさに合わせて洗濯機のサイズを選びましょう

 5-2 掛け布団は畳まずにそのまま洗濯機に放り込んでOK

 5-3 コースを選んで洗いましょう

 5-4 乾燥機で乾燥させて出来上がり

6 敷布団も洗って乾燥してみましょう

 6-1 敷布団こそコインランドリーで洗うべきです

 6-2 敷布団は大きい洗濯機を選択しましょう

 6-3 畳んで洗濯機にいれましょう

 6-4 コースを選んで洗いましょう

 6-5 洗濯後は乾燥させましょう

7 気になるお値段は?

8 簡単ですがまとめです

9 コインランドリーで洗えて乾燥ができる布団のご紹介

 

1 なぜ布団を洗う必要があるのか?

衣服は毎日着替えて洗濯しております。それは汗や皮脂汚れ、食事やホコリなど外からの汚れをキレイにする為にですが、毎日寝ている布団はいかがでしょうか?我々は1日の約1/3程は寝ていますし寝ている間にも人は汗をかきます。かいた汗や皮脂などは布団に付着してしまってます。

またダニの心配もあります。汗や皮脂、湿度のある暗い布団の中や隙間はダニの格好の繁殖場所になりますし、長く敷いた状態だと湿度が高い状態+人の温かさでカビの温床の原因にもなります。なので布団は定期的に洗う事が必要になります。岡田さんによると、汗は水溶性の汚れなので、水洗いが効果的です。Baluko岡田さんも布団の汚れを落とすには水洗いが一番との事です。定期的な洗濯をお進めしております。

2 コインランドリーで洗うメリットは?

それはズバリ、大容量の洗濯機で短時間に綺麗になる事です。ご家庭の洗濯機では大きさ(容量)の問題でふとんが入らない事がほとんどで、入ったとしてもぱつぱつで、十分に水や洗剤が行きわたらず、全体が綺麗になるか不安があります。無理に詰め込むと洗濯機の容量を超えてしまい、故障につながることも。また家族分となれば・・・洗濯渋滞が起き長時間拘束されてしまいますよね。

コインランドリーの大容量の洗濯機で洗濯をすれば、水も洗剤も全体にいきわたり汚れを取ってくれます。また、クリーニングに出すこともできますが、依頼から受け取りまで日数がかかってしまいますし、料金も結構かかってしまいますね。コインランドリーであれば、持ち込んで数時間で持って帰れてすぐ使える。時間の有効活用できます。

3 乾かしてから持って帰れる

ほとんどのコインランドリーには大型の乾燥機が用意されています。洗濯をして濡れた状態の布団はとても重くなりますので、洗えたとしても、ベランダまで持って行って干すのはとても大変です。乾燥機でしっかり乾かして、持って帰ればすぐ使えますし時間短縮になりますね。

一般的にダニが死滅する温度は60度と言われていますが、乾燥機は65度~70度の高温で乾燥させるため洗ってもまだ潜んでいる可能性のあるダニにも効果的です。高温で短時間で乾燥させるので、生乾き臭の原因にもなるモラクセラ菌などの増殖も抑えることができます。冬シーズンや梅雨など中々乾かない時期は重宝しそうですし、花粉のシーズンもポイントですね。せっかく綺麗に洗ったのに外で干して花粉がついてしまってはどうしようもありません。

なんといってもふかふかの状態で寝る事が気持ちよく、一番良いかもしれません。バルコさんでは敷き布団専用の乾燥機も店舗によっては設置されています。使わせて頂きましたが、とてもふわふわになります。(こちらは敷ふとんの洗い方のところでご説明します)

4 洗濯する前に確認しましょう

4-1 実際洗えるか確認しましょう

洗濯する前に、実際にお使いの布団が洗えるか?確認しましょう。中身が羽毛、又はポリエステルなどの化学繊維のわたでキルティング加工された掛布団、こたつ布団であれば洗う事ができます。中わたが綿(コットン)のものや羊毛(ウール)の掛布団は、布団や機器の破損につながる可能性もあり洗えません。

バルコさんでは敷布団は専用のコースが使用できる店舗のみで洗えます。店内の表記をご確認ください。

4-2 洗濯絵表示を確認しましょう

ふとんにはほとんどに洗濯絵表示が縫い込まれています。洗濯や乾燥ができるかどうか?洗濯方法が絵で表示されていますので確認しましょう。下記の表示であれば洗濯可能です。

4-3 カバーははずして布団の側地にキズ破れがないか確認しましょう

カバーは布団から取り外して別で洗いましょう。くるくる回る洗濯機内でカバーが絡まり、破損する恐れがあります。また布団自体にキズや破れが無いか事前に確認しましょう。小さな破れでも洗濯の力が加わり、大きく裂けてしまう可能性があります。洗濯中に中わたが飛び出して洗濯機の故障にもつながる恐れがあるので注意しましょう。

5 実際に掛け布団を洗って乾燥してみましょう

5-1 布団の大きさに合わせて洗濯機のサイズを選びましょう

まずは掛けふとんからです。コインランドリーでは大きさの異なる洗濯機を用意しております。バルコさんではMサイズとLサイズの洗濯乾燥機をおすすめしています。布団の大きさや厚さに応じて機器を選びますが、シングルサイズの羽毛布団であればMサイズで洗うことが出来ます。ほとんどのコインランドリーでは推奨サイズが明記されていると思いますので確認して選択しましょう。

Mサイズ

Lサイズ

5-2 掛け布団は畳まずにそのまま洗濯機に放り込んでOK

羽毛布団をきれいに畳んで洗濯機に入れる方もいらっしゃいますが、畳んでしまうと内側になった部分の汚れが落ちにくくなってしまうので、広げたまま端から押し込むように入れると良いです。そうすることでドラムの中でまんべんなく布団を洗うことができます。

5-3 コースを選んで洗いましょう

コインランドリーでは色々な洗濯コースがあります。バルコさんも同様でスタンダードコースのほかにナチュラルコース(天然由来の液体石鹸を使用)羽毛ふとんコースなどがあります。羽毛布団は羽毛ふとんコース、ポリエステル綿の掛け布団はスタンダードコース、シーツやコットンのタオルケットなどはナチュラルコースがおすすめです。

「洗濯乾燥」のコースであれば洗濯から乾燥まで一気に行うことができます。所要時間は羽毛ふとんコースで約65分です。

今回は羽毛ふとんコースを使用します。

5-4 乾燥機で追加乾燥させて出来上がり

羽毛ふとんコースが終わるとほぼ乾いた状態に。ただ広げて見るとところどころ湿ったところがあるので追加乾燥で仕上げます。このとき洗濯乾燥機の「追加乾燥」を使用せず、大きな乾燥機に移して乾燥するのがポイント。布団がしっかりと広がり、隅々まで乾燥できます。布団がドラムの中で上から下に落ちる「タンブリング効果」でふわふわになります。大きさや厚さによりますが20分を目安に乾燥具合をみて追加してください。

ポリエステル綿の布団の場合は羽毛よりも乾燥しやすいため、追加乾燥はほとんどの場合不要です。

ふかふかになりました

6 敷布団も洗って乾燥してみましょう

6-1 敷布団こそコインランドリーで洗うべきです

常に身体を支えている敷布団は汗や皮脂などを常に受け止めています。また、床面やマットレスと密着した状態なので不衛生になりやすい環境と言えるでしょう。なのでダニやカビは掛け布団以上に発生しやすいです。ですが、敷布団はかさばり、掛け布団のようなふわふわした物ではないので洗濯機に入りずらく、家庭ではなかなか洗濯するのは難しいもの。洗濯するのはあきらめていませんでしたか?敷布団こそコインランドリーの洗濯がおすすめです。

6-2 敷布団は大きい洗濯機を選択しましょう

敷布団は必ず「敷きふとんコース」が設定されている洗濯乾燥機を使用してください。敷きふとんコースのあるバルコさんの店舗一覧はこちら↓↓

敷きふとんが洗える店舗

6-3 畳んで洗濯機に入れましょう

敷布団の場合、ちょっとしたコツが必要です。まずはたたみ台などに敷布団を置いて、短い方を畳んでください(敷布団が細長くなった状態)。洗濯機の中に入れる為です。細長くなった状態でさらにタテに畳んで洗濯機に入れていき半分位入ったら中のドラムに沿わせるように入れていきます。このときはじめに細長く畳んだときの折り目がドラムの奥に、2枚ひらひらとした部分はドラムの入り口側になるように入れてください。

短い方を畳みます(細長くなります)

さらに畳んで洗濯機に入れます

洗濯機の中のドラムに沿わせるように入れます

写真のように布団の端、2枚ひらひらしたほうが入り口側です。

6-4 コースを選んで洗いましょう

バルコさんでは必ず「敷きふとんコース」を選択してください。敷ふとんコースは通常の洗濯コースとことなり、ドラムが一方向に回り続けて洗うので、布団が絡み合ったり、重心が偏ることなく洗うことができます。洗濯のみ、約30分のコースです。

6-5 洗濯後は乾燥させましょう

敷布団は硬いわたと柔らかいわたが層になっているので、天日干し等では乾きにくく敷布団こそコインランドリーで乾燥するのがお薦めです。洗い同様に畳んでドラムに沿わせるように入れていきます。今回お伺いしたバルコ石岡店様ではなんと敷布団専用の乾燥機がありました!びっくりです。ポリエステル綿の場合は20~30分、綿のわたの場合は50分程度乾燥させます。全体に乾燥したあとで、ドラム式の乾燥機に10分ほどかけると敷布団もタンブル効果でふわっとしますよ。常に体重を支えているので段々とへたってきますが洗って乾燥させるとふわふわになります。

ここまでやれば綺麗になりますよね

7 気になるお値段は?

それぞれのお店で料金は変わってくるかと思いますが、布団1枚洗濯&乾燥含めて1000~2000円程になります。クリーニングだと何倍もかかってしまいますし、毎日寝るものになるので長く使うものと思えばリーズナブルだと思います。

8 簡単ですがまとめです

・条件はありますが、多くの布団はコインランドリーで洗えます。毎日寝るものなので定期的に洗って清潔な状態を保ちましょう。

・洗ったものは乾燥機にかけてふわふわな状態で持ち帰りましょう。

・所要時間は洗濯・乾燥含めると約1時間~1時間半程度になります。洗濯中は一度帰宅するか、スマホや読書、散歩するか、余暇を楽しみましょう。バルコさんの場合、布団を洗える機械が空いているかWEBサイトやアプリで確認できるので、事前に予定が立てやすくていいですね。

待ち時間は読書したり、PC作業をしたりする場所もあったり

タブレットみたり。バルコさんはWifiが走っているので快適です!!

9 コインランドリーで洗えて乾燥ができる布団のご紹介

いかがだったでしょうか?今回のバルコさんの取材を通して我々もとても勉強になりました。やはり毎日使うものなので清潔に保ちたいものですね。我々iraashiikurashiではコインランドリーで洗えて乾燥までできる布団を取り扱っております。バルコ岡田さんにもご紹介したらすごい布団!と驚いて頂きました。笑。こちらも是非ご確認ご検討ください。

コインランドリーで洗えて乾燥できるふとんIS ショップサイト

最後までご覧頂きありがとうございました。バルコさん岡田さんもありがとうございました。

インテリアのセレクトショップ irashiikurashi(アイラシイクラシ)