い草ラグRFの生産工程を見学!
みなさんこんにちは!irashiikurashiのKOIDEMIZUです。
休日になるとしょっちゅう外出ばかりしている私ですが、今回のGWは珍しく自宅でゆっくりと過ごす日々を送っています。
特にこれといって大きな理由はないのですが、自分の好きなことをのんびり楽しもうと思い、朝気持ち早く起きてパン屋さんへ行ってパン選びを楽しんだり、イヤフォンやヘッドフォンを変えながら好きな音楽を聴いたり、PCでイラストを描いたりと、ゆるゆるなGWを過ごしております。
さて、先月仕事の関係で福岡へ出張に行きました。そろそろい草ラグのシーズン!ということで、普段中々見ることのできない、日本製デニム縁のい草ラグRFの生産に携わっている生産者さんへ訪問させていただき、ベテランの方々の手仕事を目に焼き付けてきました。初夏を感じる季節になってきたらおすすめしたいのが、当店でもセレクトしているい草ラグの数々。その中でも、生産者さんの手仕事を一際実感するのがい草ラグRFです。
1 すくすくと育ち盛りのい草
2 い草ラグRFを織っている生産者さん
3 デニムの縁付け現場を訪問
4 お部屋に合わせて選べるカラーとサイズ
1 すくすくと育ち盛りのい草
い草は冬の寒い時期に水を張った水田に苗を植え付けます。こちらの画像は2週間前程に見た、い草が育ってきている様子です。
ラグ等の製品として使われる長さには、まだまだ時間がかかりますが、い草が成長する間に長さが均等になるようにい草の上部を刈り取る【先刈り】や、梅雨の時期に伸びてきたい草を風から守るための【網掛け】という作業も行われます。作物と同じように、地場の生産者さんの手で大切に育てられていきます。
2 い草ラグRFを織っている生産者さん
続いて、い草ラグRFを織っている生産者さんのご自宅を訪問しました。
かしゃんかしゃんという織機の音がここちよく、年季の入った4~5台の織機たちがフル稼働していました。
織機にはびっしりと経糸が張られ、い草の1本1本が横糸として織機の両端から勢いよく飛ばされ、織られていきます。
い草が織られて生地となった後は、生地と生地を繋ぐ縫製が行われます。い草ラグRFが織られている同じ場所で縫製されていました。
ここで大事なことは、柄と柄をできるだけきれいに合わせること。特にこのい草ラグRFは、柄も細かくボーダー調になっているため、柄同士を合わせるのがとても難しいと仰っていました。
一枚一枚個体差は生じますが、その中でも製品として送り出せるように、丁寧に丁寧に縫製・検品されていました。
3 デニムの縁付け現場を訪問
続いて、い草ラグの縁付け現場を訪問しました。ベテランの方々が集中して縁付けの縫製を行っておりました。
い草ラグRFに合わせる縁は、広島県福山市にあるメーカーカイハラデニムさんのデニム生地です。専用のミシンで、迷いもなくダダダっとまっすぐに縫製される様子はプロの技でした。
縫製する糸はデニムのカラーにマッチするイエロー系の色。
4 お部屋に合わせて選べるカラーとサイズ
数多くの工程を経て完成したい草ラグRFがこちらになります。一枚敷くとボーダー柄が映え、織柄が細かいので深みがある印象です。
単なるボーダー柄ではなく、ドット柄がところどころ配列されている部分が個性的です。レッドとネイビーの組み合わせの<ブルー>とオレンジとグリーンの組み合わせの<カーキ>の2色展開になり、どちらも違った印象です。<ブルー>は重厚感があるので、濃い木目調のお部屋やヴィンテージ感のあるお部屋に。<カーキ>はほんのりとした優しい色合いなので、ナチュラルな木目調のお部屋や北欧テイストのお部屋との相性が良さそうです。
レッドとネイビー、中間色にチャコールグレーを織り込んでいる<ブルー>。オレンジとグリーン、中間色にスモーキーブルーを織り込んでいる<カーキ>。
鮮やかすぎない、落ち着いた色合いです。
デニム縁のイメージ。い草同様、使い込んでいく内に時間と共に経年変化していく「育てる」楽しみがあります。
裏面はすべりにくい不織布加工を施しています。
サイズは全部で4サイズ展開。ドット柄に合わせたような円形型のラグも可愛らしいです^^
GW中はお天気も良く汗ばむ日が続いていますが、私も家の中では裸足で過ごしています。そんな時にい草ラグがあると、畳と同じように足裏が蒸れることなくさらりと心地よく過ごすことができます。また、お掃除・お手入れがしやすいところ、そのままごろんと寝そべることができる気兼ねしないところもい草ラグの良いところだと思っています。
今回ご紹介したい草ラグRFの詳細はこちらも合わせてご覧ください。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
みなさま、良い週末をお過ごしください。